DIYを楽しむ際、どの方向にネジを回すか迷ったり、固くて動かなくなったネジがあると困りますよね。
この記事では、ネジを正しく緩める手順と、固着したネジを傷つけずに取り外すテクニックをご紹介します。
ネジの緩め方!左回り?右回り?
ネジには「右ネジ」と「左ネジ」の二種類があります。
右ネジ
右ネジは締める際には右回り(時計回り)、緩める際には左回り(反時計回り)で操作します。
日常でよく見かける右ネジの例としては、電球の取り付け、水道の蛇口、ボトルのキャップなどがあります。
左ネジ
左ネジは、締めるときに左回り(反時計回り)、緩めるときに右回り(時計回り)で操作します。
左ネジはあまり一般的ではないですが、扇風機の羽根を固定するネジやラムネ瓶のキャップ、自転車の左ペダル、草刈り機に使用されることがあります。
右ネジと左ネジの見分け方
右ネジと左ネジを見分けるコツは、ネジを縦にしてみて、その巻き方向が右肩上がりなら右ネジ、左肩上がりなら左ネジです。
ネジの基本的な解除方向
日常使われるほとんどのネジは右ネジであり、これを緩める際は通常、左回り(反時計周り)で行います。
固定されたネジを緩めるテクニック
固定されたネジを緩める方法は以下の通りです。
- 浸透力の高い潤滑剤(例:CRC5-56)を使用する。
- インパクトドライバーを利用する。
- アイロンで約30秒間加熱した後、15秒間冷却する。
- 貫通ドライバーを使って軽くたたき、衝撃を与える。
- ドライバーの軸の根元にボルスターが付いている場合、スパナと一緒に使って回す。
これらの方法を駆使して、日常生活でよく遇する右ネジを安全に緩める方法を紹介しました。