日本の多くの家庭ではお米は欠かせない存在で、食費の中でも大きな割合を占めています。
物価が上昇する中で、どうにかして食費を節約したいと考えるのは当然です。
そこで、今回は特にコスパの良いお米の購入場所をテーマに、お得な購入方法を詳しく解説します。
また、安価で質の良いお米を扱っているスーパーも紹介しますね。
お米を安く買うためのベストな購入先は？
お米を購入する際、どこで買うかはとても重要です。
以下にコストパフォーマンスに優れた購入先をリストアップしました。
- オンラインショップ
- スーパーマーケットやドラッグストア
- 農家直送や直売所
- 農協（JA）
- 米専門店や穀物店
これらの場所では品種や品質、産地によって価格が異なりますが、一般的な価格帯を知ることができます。
オンラインショップでお米を購入する
【メリット】
- 豊富な選択肢から選べる
- 自宅まで配送してくれる
- 定期購入や特価品の提供がある
- ポイント還元や特別キャンペーンを利用できる
お米を購入する場所や方法を工夫することで、節約に大きく寄与します。
これらの情報を活用して、賢くお米を購入してみてください。
【デメリット】
- 配送料が発生する可能性がある
- 商品を直接見て確認することができない
- 商品が届くまで時間がかかることがある
- 選択肢が多すぎて選びにくいことがある
お米をお得に購入するには、オンラインマーケットプレイスの利用が推奨されます。
「Amazon」や「楽天市場」などのプラットフォームを利用すれば、さまざまな産地のお米を幅広い価格帯で見つけることができます。
一般的に5kgのお米は約1,700円から5,000円の範囲で取り扱われています。
出典：価格.com
配送を利用するため、買い物にかかる手間が省けます。安価で手軽に購入できるため、ぜひ活用してみてください。
スーパーやドラッグストアでの購入の場合
【メリット】
- 購入後すぐに商品を持ち帰ることができる
- 実物を見て購入できる
【デメリット】
- 商品の種類が限られがち
- 商品を自宅まで運ぶ手間がかかる
総務省統計局の小売物価統計調査によると、スーパーやドラッグストアのお米の相場は5kgで2,162円から2,333円です。
時間を節約したいときには、スーパーやドラッグストアでの購入が便利です。
ただし、重いものを持つのが困難な方や小さな子どもがいる家庭には、この購入方法が適していない可能性があります。
農家から直接お米を購入する場合
農家から直接お米を買い場合、以下のような利点と欠点があります。
【メリット】
- 生産者と直接知り合いになれるため、信頼感が増します。
- 費用を抑えて購入できることが多いです。
- 一部の農家では、自宅まで配送するサービスを提供しています。
【デメリット】
- 配送に時間がかかる場合があります。
- 配送料が発生することがあります。
- 精米が必要な場合が多いです。
- 農薬使用や保管方法に違いがあるため、品質にバリエーションが出ることがあります。
- 不作の年は、品質や収穫量が落ちることがあります。
農林水産省のデータによると、令和5年7月時点での60kgの玄米の平均取引価格は13,840円、5kgあたりは約1,160円となっています。
精米費用を含めても、比較的手頃な価格で購入できることが多いです。
不作の年に購入を控えると、以後の取引が難しくなることもあるため、注意が必要です。
私が利用している農家では、配送サービスがあるため、大変便利です。
農協（JA）を利用する場合
農協（JA）でお米を買う場合のメリットは、地元産のお米を支援することができる点（これが食育にもつながります）です。
一貫した品質のお米が手に入ること、市場には出回らない珍しい銘柄を見つけることもできます。
ただし、自宅で精米が必要であり、他の購入方法に比べると価格がやや高めであるというデメリットもあります。
JAのオンラインストアを活用すれば、セールを通じて高品質のお米をお得に購入できます。
一般的に、5kgのお米は約2,500円で販売されており、詳細はJAタウンのウェブサイトで確認できます。価格と品質を重視する方には特におすすめです。
お米専門店
お米専門店には以下のような利点と欠点が存在します。
【メリット】
- 専門店特有の信頼性がある
- 多様な種類のお米が揃っている
- スタッフがお米に関する専門知識を持っている
【デメリット】
- 近くに店舗がない場合がある
- 配送を利用すると、配送料や時間がかかることがある
- 極端に安い商品はほとんどない
専門店は全国に多くはないですが、過去に私が利用していた地域には店舗があり、高品質のお米を購入できました。
店舗が近くにある場合は、訪れる価値があります。
さらに、以下のような方法でお米を低価格で購入することができます。
お米を低価格で買うには？
激安スーパーやディスカウントショップの利用を検討する
- イオンでは5kgのお米が2,000円から5,300円で提供されています。
- 業務スーパーでは2,400円から3,200円は10kg。
- ドン・キホーテでは、2,880円（10kg）あきたこまち、3,480円（10kg）新潟産コシヒカリ。
これらの店舗では、東北地方を始めとする日本の米どころからのお米を手頃な価格で提供しています。
玄米を大量購入する
玄米を大量購入すると精米が必要ですが、経済的にも最も効率的な方法です。
精米済みのお米に比べて、玄米は価格が低めに設定されているため、費用を節約したい方には理想的です。
オンラインでのショッピングを利用する
特に「Amazon」、「楽天市場」、「Yahoo!ショッピング」といったプラットフォームで割引やポイント還元が大きく、購入がお得になります。
これらのサイトでは次のようなセールイベントが定期的に行われています。
- Amazonではプライムデー、ブラックフライデー、タイムセール祭りなど
- 楽天市場ではお買い物マラソン、スーパーセール、大感謝祭、5と0のつく日のポイントアップデー
- Yahoo!ショッピングでは5のつく日、ぞろ目キャンペーンなど
これらのキャンペーン期間中に購入することで、割引や追加ポイントが得られ、全体的なコストをさらに削減することができます。
また、ふるさと納税もお米を購入する上で非常にお得な方法の一つです。
ふるさと納税
ふるさと納税は、自分が支援したい自治体に寄付をすると、2,000円を超える部分について所得税と住民税が控除されます。
多くの自治体が高品質のお米を返礼品として提供しており、実質的に少ない負担で手に入れることができます。
ふるさと納税とは、生まれたふるさとや応援したい自治体に寄付ができる制度です。
寄付することで、あなたが住んでいる自治体の住民税の減額（控除）や税務署から所得税の払い戻し（還付）を受けられます。引用：ふるさとチョイス
この制度は、地元の特産品を得ながら節税も可能なため、多くの人に利用されています。
これらの方法を活用して、さまざまな場面でお米を賢く、経済的に購入することが可能です。
ふるさと納税を簡単に行えるポータルサイト「ふるなび」では、スムーズに寄付ができるだけでなく、ブレンド米の選択肢も豊富に揃っています。
ブランド米
ブレンド米とは、異なる産地、銘柄、収穫年のお米を組み合わせたもので、例えば新米と古米を混ぜたものや、異なる銘柄を組み合わせたもの、特定の料理に合わせて作られたブレンドなどがあります。
以前は品質に疑問視されることもありましたが、最近ではお米の専門家が選んでブレンドするため、味の質も高く評価されている商品が多く販売されています。
これらはオンラインショップで5kg約1,400円の手頃な価格で手に入れることが可能です。
未検査米
さらに、未検査米というカテゴリもあります。
これは農家が自家用や備蓄用として使用するため市場に出る前の検査を受けていないお米です。
未検査米は一般に農家や専門のオンラインショップで販売されています。
お米を買う時に注意すること
お米を購入する際には、安さだけでなく、いくつかの注意点を考慮することが重要です。
お米の大量購入
お米の大量購入を検討している場合は、お米には賞味期限が設定されておらず、保存状態によって品質が変わる可能性があるため、慎重に考える必要があります。
購入する際には、大量に買うほうが1kgあたりの価格が下がり、経済的です。
たとえば、5kgの購入よりも10kg、30kg、60kgと量を増やすと、単価はより安くなります。
ただし、大量購入にはデメリットも存在します。
たとえば、使用しきれずに以下のような問題が生じることがあります。
- 虫が発生する
- カビが生える（黄色、黒、青など）
これらの問題はお米の風味を損ね、美味しいお米が台無しになることもあります。
そのため、食べきれる量（1か月分くらい）を購入することが理想的です。
特に長期保存を考えている場合は、精米せずに玄米の状態で保管すると良いでしょう。
保管する際は、直射日光や高温、多湿を避け、涼しい場所を選ぶことが重要です。
古米って大丈夫？
古米が悪いというのは誤解です。
新米はツヤがあり美味しいですが、ピラフや炒飯、炊き込みご飯、カレーなどの料理には古米が適しており、パラパラとした食感になります。
お寿司にも古米が使われることがあります。
新米よりは少し硬いですが、価格が手頃なため、用途に応じて使い分けることをおすすめします。
まとめ
最終的には、ネット通販を利用することを特におすすめします。
ふるさと納税を活用することで、さらにお得に購入でき、コストパフォーマンスも向上します。
非常にお手頃な価格でお米を購入できるため、ぜひ利用してみてください。
